Thinking Women

Written by Shashank Lele in 1994-5 Translated by Yoshida Mitsuko

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Location: 京都市, 京都府, Japan

May 05, 2007

主な登場人物

前回の更新からずいぶん間があいてしまったので、ここで一度、これまでの主な登場人物などを紹介しておくことにする。

シャンティニケタン:
インドのベンガル地方、カルカッタ(現コルカタ)から北へ200キロほど行ったところにある場所。詩人タゴールが創設した「ヴィシュヴァ・バーラティ」という学校があるので有名。世界各地から学生が集まる国際色豊かな学校である。学園内には、インド土着の少数民族、サンタル族の集落が点在する。

私:
自称小説家の中年男。インド人だがベンガル地方の出身ではない。中国に取材に行く準備として、数ヶ月前からシャンティニケタンに滞在、この大学のルパという美しい女子学生から中国語を習っていた。リサと出会い、中国語学習は頓挫。リサと結婚する。

範子:
20代半ばの日本人留学生。ベンガル語の短期コースに所属。日本人と婚約しており、まもなく日本で式を挙げる予定だが、なぜかその前にシャンティニケタンに留学してきている。来てまもなく、リサと親しくなる。

リサ:
20代半ばの日本人留学生。範子と同じく、ベンガル語を勉強しに来ている。来てまもなく「私」と知り合い、意気投合して一緒に暮らし始める。現地の役所に届け出て、正式に結婚。

スサント:
「私」やリサが毎日のように通う茶店の主人。20代半ばのベンガル人。外国人好きで、彼の店は留学生の溜まり場になっている。

プリヨ:
スサントと同じ年頃の若いベンガル人男性。シャンティニケタンにある高級ホテルのボーイをしている。範子に近づき、恋仲に。日本人と婚約中の範子に罪の意識を抱かせる原因となっている。

ルパ:
美しいベンガル人女学生。中国語を専攻している。当初、「私」に中国語を教えていた。彼女の母親チットラディは、この大学の日本語教師。

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