Thinking Women

Written by Shashank Lele in 1994-5 Translated by Yoshida Mitsuko

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Location: 京都市, 京都府, Japan

July 08, 2007

第13章(2)

「日本に男なんているの?」

ターニャは私に言った。

「空虚な目をした虫けらのような奴らを男と呼ぶの! 奴らのしたいのは、私たちの胸の谷間を見下ろすことだけなのよ」

と鼻を鳴らした。

「君のを見るには彼らは椅子にのぼらなければならないだろう」

「それならスカートの下から見上げるかもしれないわ。同じことよ」

「そんなようなことを嬉しがる女たちを知っている」

「そうでしょうよ、あなたならね、いやらしいインド人」

「だけど、君が言うほど悪くはないかもしれないよ。女の子というのは、結局は注目されるのも好きだから」

「いつ私がそうじゃないって言った? でも、それにはそれなりの方法というものがあるでしょ。私を性の対象としか思わない奴のことを、どうしたらいい人間だなんて思うことが出来るのよ?」

「そんなにあからさまにやるのかい?」

「2日ほど私のクラスに来てみなさいよ。それが分かるわ」

「でも仕事の外でも男たちを知る機会があるだろ」

「電車で? バスで?」

「まあね」

「あいつら酔っている時以外は会話が始められないのよ。そして、酔っぱらった日本人の男は、地上で一番ぞっとする生き物だわ。先週なんて、電車に乗っていた私に一晩いくらだって尋ねてきたのよ」

ガイジンの女の子たちは問題をかかえる。思考様式の違いからくる問題である。しかし、私はこの「日本に溶け込むことができない」という問題に、もう一つの側面を感じている。

今ではもう何百年も昔の話になるが、白人は最初商人として、兵士として、行政官として、研究者として、あるいは観光客としてアジアに来た。今のように肉体労働者として、召使いとして、平凡な賃金労働者として来たことは一度もない。というのもアジアの賃金は、母国のよりも決して高かったことはなかったからだ。

だから白人たちは、支配か、開発するためか、あるいは平和や美のような漠然としたものを追求するためにのみやって来た。

日本で起こったことは、何か法外なことである。日本のレストランは、可愛いブロンド娘をウエートレスに雇い、簡単に週給700ドル払うことが出来る。ヨーロッパのナイトクラブのホステスは、週給1500ドルがせいぜいである。今日、自分の子供に英語で話しかけてもらうために、家に来てもらった誰かに2時間分として70か80ドル払うことの出来る日本の家庭は何百とある。

そんなクラスを毎週10個調達することは、この不景気の中でも不可能ではない。日本は物価の高い国だが、安い宿舎に住み、食事を切りつめるなら、毎月1000~2000ドル貯金するのはたやすいことだ。

しかし、心か内臓のどこか奥底で彼らは居心地が悪い。

北アメリカにいるインド人移住者に同じ現象があるのに気が付いた。「移民」は、その移住先の社会階層の下の方に位置づけられることになる。そうなのだ、楽園に移住したとしても、社会的には常に数段下を登っていることになるのだ。これが不快の原因となる。

しかし、その後、金銭的観点から築かれたすべての関係、すべての努力が当惑の原因になる。最も鈍感な者にとってさえ。

日本の人々がそれをどう思うのか推測するのは難しい。金は、少なくとも日本の女たちに自信を与えるには至っていない。まだ、ぺちゃんこの鼻や小さな乳房のことを心配している。あるいは、金が、まだ女たちに行き渡っていないのかもしれない。

日本の男は金のことをよく知っている。地球を買春して回ることに大金を使う。だが、金持ちだということ以外に自分に価値があるかどうかを同時に心配している。解決は簡単である。酒! それで、午後7時から12時までは、王様たりえるのだ。

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