Thinking Women

Written by Shashank Lele in 1994-5 Translated by Yoshida Mitsuko

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Location: 京都市, 京都府, Japan

July 25, 2007

第16章(2)

こんなことが何故いつも起こるのか? 母は、バターと火は別々にしておかなければならないと言う。バターは溶けざるを得ない。リサも、生物としての本能という面からのみ、これらの問題を扱う。

バターのようでありたくない。これがずっと長い間私を悩ましていた。範子とのセックスは、ほとんど快感をもたらさず、荷馬車いっぱいの罪悪感をもたらすだろう、それでも…

シャンティニケタンのあの男、ルパの父親に尋ねたことがあった、考えと行為は同じことかどうかを。カルマについて話していた。彼は尺度が異なると言った。駄目だ、私は尺度が重要でないことを知っている。ごく若かった時はそうだと思ったものだった。今はそれが意味のないことだと分かっている。

思春期の間、マスターベーションしながら叔母たちや友達の母たちを空想していたことに強い罪を感じたものだった。成長するにつれ、その空想が同じ年の女たちに移行した。罪がいくらか減った。それでも魅力的な誰かに出会い、好ましいと思った時はいつでも、どんな動機で知り合ったかにかかわらず、同じ日の夜その人が心に浮かぶのだ。

女たちとのかかわりすべてに、この問題をかかえた。夜、心の中で彼女らに何をするかを、私の振る舞いから悟られるようなどんな些細な手がかりをも与えまいと、いつも全努力を払った。そして恐るべきことに、ある特殊な女たちにはそれでも分かってしまうという感じをよく持ったのだ。

友達は頭に映画スターを描いてした。決して出会わない人たちなのだ。同じようなことをしてみたが駄目だった。私の空想は実現するチャンスを持たなければならないのだ、もっともらしくなければならない。

このため、考えと行為の間のギャップは狭かった。そして、罪の意識はいつも高かった。

範子にキスを求めたことを思い出す時、突然、私とリサの父親の間に違いがないことに気が付いた。彼は電話でママにとても穏やかに話し、彼のところへ戻って来るようにした。ひどい振る舞いをしないと約束し、平静を失わないと約束する。そして彼女が信じて帰ってくると、髪の毛を掴んで頭を殴るのだ。

範子には話せる友達が必要である。女の友達がいいだろう、その方が率直に話せる。

いつも私は、範子が求める友達のように振る舞った。彼女の観点から見れば、年上の人。美しい女と結婚し幸せで落ち着いた男。私はゆっくりネジをゆるめた。少しずつだが、内的なことすべてを話すようにさせた。そして突然、飛びかかる、ちょうどリサの父親のように。

私達は二人とも野蛮人である。平等に惨めな野蛮人なのだ。骨も肝もない。

いや、もしかすると私は間違っているかもしれない。実は、範子は私に犯されたがっているのかもしれない。こうなるように無意識のうちに計画したのかもしれない。女というものは、往々にしてそういう傾向がある。しかし、何故かそれは重要でないように見える。とにかく私の心が透き通っていない。透き通っておらず、惨めなのだ。

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